Briss
Briss とは
laborg氏が開発しGPLv3ライセンス形態で公開している、フリーのPDFトリミングソフトです。
PDFの各ページに対し、余白や余分な枠を取り除いたりするのに便利です。
全偶数ページ、および、全奇数ページに対し、共通のトリミング領域指定が可能で、書籍PDFの一括トリミングが非常に簡単に行えます。
またトリミング対象PDFを開くと自動的に最適領域候補を設定しますので、各ページ個別トリミングを行う場合でも、
最低限の手間で済むように工夫されています。
Javaベースで開発されていますので、Windowsのほか、MacやLinuxでも使えます。
必要環境
OS:Windows
その他:Java 6 Runtime
ダウンロード方法
- SourceforgeのBrissのページに行きます。
- トップページが表示されますので、Downloadの項のリンクをクリックします。
- Brissのファイル保管ページが表示されますので、バージョン別ファイルリストの一番上(最新)をクリックします。
- 最新ファイルのダウンロードページが表示されますので、"briss-xx.zip"の方をクリックしてダウンロードします。
インストール方法
- ダウンロードしたファイルを任意のフォルダに解凍するだけです。
制約条件
- 無し
使い方
- 解凍したファイル群の中の、実行ファイルをダブルクリックして起動します。
- Brissの画面が表示されますので、メニューバーの「File」−「Load File」を選択します。
- トリミング対象PDFファイルを選択します。
- 偶数/奇数ページのマージ機能の対象外ページ指定ダイアログが表示されます。選択したPDFファイルが2ページまでなら、何も気にせずに「取消」をクリックします。 3ページ以上の場合は、偶数/奇数ページのマージトリミングを行う場合は「取消」、各ページ別々にトリミングしたい場合は、1-5の様に全頁を対象外していして「OK」をクリックします。
- 自動的に、薄紫色のトリミング領域候補が設定された状態でPDFファイルのプレビューが表示されます。
- トリミング領域候補の左上/右上の小さな四角マークをドラッグすると、領域のサイズを変更、それ以外の場所をドラッグすると、領域の場所を移動できます。 更に何も領域設定されていない場所をドラッグすれば、領域を追加できます。
- 全ページのトリミング設定が終わったら、メニューバーの「Action」−「Preview」で結果を確認し、問題なければ「Action」−「Crop PDF」を選択します。
- トリミング結果保存ファイル指定ダイアログが表示されますので、ファイル名を入力し、「保存」をクリックして完了です。