PDF Shaper
PDF Shaper とは
スペインのBurnaware社が開発し、フリーで提供しているPDF関連多機能ツールです。
PDFファイルの分割・結合の他、回転、トリミング、ページ削除、パスワード設定、文書データ編集、テキストファイルへの逆変換など、様々な処理が可能です。
フリー版でも十分多機能ですが、有償で、より高機能なPremium版やProfessional版も用意されています。
'24/9/12リリースのv14.5へのアップデートの概要は、次の通りです。
- 翻訳の更新
- ユーザーインターフェース改善
- PDFから画像への変換性能向上
- TXTからPDFへの変換ツールの性能向上
- 不具合修正
'24/8/8リリースのv14.4へのアップデートの概要は、次の通りです。
- ツールバーアイコン更新
- 画像描画の改善
- 1,000ページ以上のPDF結合・分割時の最適化
- 高DPIや2K/4Kモニターでのユーザーインターフェース改善
- ブックマーク、フォームフィールド、注釈の生成改善
- 不具合修正
必要環境
OS:Windows XP/Vista/7/8/10
空き容量:20MB以上
ダウンロード方法
- PDF Shaperのホームページに行きます。
- トップページが表示されますので、ページの一番上メニューの「DOWNLOAD」をクリックします。
- ダウンロードのページが表示されますので、PDF Shaper Free、Premium、Professionalのうち、Free版の下にある「Download」ボタンをクリックしてダウンロードします。
インストール方法
- ダウンロードした実行ファイルを、ダブルクリックして実行します。
- セットアップ言語選択ダイアログが表示されますので、Englishのまま「OK」をクリックします。
- セットアップウィザード開始画面が表示されますので、「Next」をクリックします。
- 使用許諾画面が表示されますので、「I accept the agreement」にチェックを入れ、「Next」をクリックします。
- インストール先指定画面が表示されますので、特に問題ない限り、そのまま「Next」をクリックします。
- スタートメニューのフォルダ指定画面が表示されますので、必要に応じて(スタートメニュー・フォルダーが不要であれば)「Don't create a Start Menu folder」にチェックを入れ、「Next」をクリックします。
- 追加オプション指定画面が表示されますので、必要に応じてチェックを付けるor外し、「Next」をクリックします。
- インストール準備完了画面が表示されますので、「Install」をクリックします。
- 暫くするとウィザード完了画面が表示され、Ad-Awareソフトインストール許可画面が表示されます。 特別必要でない限りはインストールしない方が無難ですので、「Decline」をクリックしてインストールをキャンセルします。
- セットアップ完了画面が表示されますので、「Finish」をクリックして完了です。
制約条件
- 特になし
使い方
- Windowsのスタートメニューから PDF Shaperを起動します。
- PDF Shaperのメニュー画面が表示されますので、メニューの中から実施したいものを選びます。
メニューの意味は次の通りです。
- PDF to TXT(PDFからテキストへの逆変換)、PDF to Image(PDFデータの画像データ化)、Image to PDF(画像データのPDF化)、PDF to RTF(PDFからRTFへの逆変換)
- Merge(ファイル結合)、Split(ページ毎分割)、Extract Text(テキストデータ抽出)、Extract Images(画像データ抽出)、Remove Images(画像データ削除)
- Rotate Pages(ページ回転)、Crop Pages(トリミング)、Extract Pages(ページ抽出)、Delete Pages(ページ削除)
- Encrypt(パスワード設定)、Decrypt(パスワード削除。※パスワード解読機能はありません)、Metadata(文書データ編集)、Sign(電子サイン)
- 機能ごとの画面が表示されますが、基本画面構成は共通です。 いずれの機能の場合も、まずは画面左上の「Add」アイコンをクリックします。
- ファイル選択ダイアログが表示されますので、対象ファイルを選択し、「開く」をクリックします。
- 「File」タブにファイル名がリスト表示されますので、「Option」タブに切り替えて、各機能毎の設定を行います。
- 設定が完了したら、画面左上の「Process」アイコンをクリックして実行します。
- ファイル保存先フォルダ指定ダイアログや、ファイル名指定ダイアログが表示されますので、指定後、「保存」ボタンをクリックします。
- 処理が始まり、暫くすると処理完了画面が表示されますので、画面右上の「×」アイコンをクリックして終了します。
設定項目
- 特になし
過去の更新履歴
'24/7/2リリースのv14.3へのアップデートの概要は、次の通りです。
- インストール時のPSLファイルとの関連付けオプション追加
- 透かしの配置機能改善
- WORDファイル内の図表生成改善
- WORDファイル内のテキスト配置改善
- TIF及びPNG画像生成改善
- 不具合修正
'24/5/29リリースのv14.2へのアップデートの概要は、次の通りです。
- 翻訳の改善
- Word変換性能改善
- テキストからPDFへの変換ツールでの文字位置改善
- WordからPDFへの変換ツールでの表の表示改善
- Windows11最新版への適合性向上