CubePDF Utility
CubePDF Utility とは
大阪のソフトハウス キューブ・ソフト(CubeSoft)が、フリーで提供しているPDFファイル結合・分割ソフトです。
結合の順番は自由に変えることができますので、複数ページのPDFファイルを一旦ページ単位に分割し、それらを結合する際に順番を調整する事で、組み替えも可能です。
セキュリティ設定や文書プロパティ、ページ回転なども可能です。
従来も「CubePDF Utility」という名称のソフトは提供されていましたが、セキュリティ設定ソフト(旧)CubePDF Utilityと、結合・分割ソフトCubePDF Pageを統合し、更に機能を向上させ、新たに生まれたものです。
'23/5/10リリースのVer.2.3.0へのアップデートの概要は、次の通りです。
- PDFiumライブラリをGoogle Chrome 113相当に更新
- 内部処理改善
'23/4/7リリースのver.2.2.2へのアップデートの概要は、次の通りです。
- PDFiumライブラリをGoogle Chrome 112相当に更新
必要環境
OS:Windows XP/Vista/7/8
その他:.NET Framework 3.5 SP1
ダウンロード方法
- CubeSoftのホームページに行きます。
- トップページのタイトル下のソフトウェア群の「CubePDF Utility」項の「ダウンロード」ボタンをクリックし、ダウンロードします。
インストール方法
- ダウンロードした実行ファイルを、ダブルクリックして実行します。
- セットアップウィザード開始画面が表示されますので、「次へ」をクリックします。
- 使用許諾が表示されますので、「同意する」にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。
- インストール先指定画面が表示されますので、特に問題ない限り、そのまま「次へ」をクリックします。
- プログラムグループ指定画面が表示されますので、そのまま「次へ」をクリックします。
- 追加タスクの選択画面が表示されますので、必要に応じてチェックを外し、「次へ」をクリックします。
- キューブサーチの設定画面が表示されますので、特に必要なければホームページの設定は「なにもしない」、検索ボックス・お気に入りの設定は全てチェックを外し、「次へ」をクリックします。
- 天気予報コムの設定画面が表示されますので、必要なければ、そのまま(チェックが外れたまま)「次へ」をクリックします。
- インストール準備完了画面が表示されますので、「インストール」をクリックします。
- セットアップ・ウィザード完了画面が表示されますので、「完了」をクリックして完了します。
制約条件
- 無し
使い方
- Windowsのスタートメニューから、CubePDF Utility を起動します。
- CubePDF Utilityの画面が表示されますので、「編集」タブのメニューバーの「開く」をクリックします。
- ファイル選択ダイアログが表示されますので、結合・分割対象のPDFファイルを選択し「開く」をクリックすると、全ページのプレビューが表示されます。
- 結合する場合は、現在開いているPDFファイルの任意のページのプレビューを選択し、メニューバーの「挿入」の直ぐ下の「▼」をクリックします。
- 選択位置に挿入、先頭に挿入、末尾に挿入の選択肢が表示されますので、挿入したい場所を考慮して選択します。
- ファイル選択ダイアログが表示されますので、結合対象のPDFファイルを選択し「開く」をクリックします。
- 結合するファイル数だけ上記を繰り返し、完了したらメニューバーの「保存」の直ぐしたの「▼」をクリックします。
- 上書き保存、名前を付けて保存の選択肢が表示されますので、いずれかを選択します。後者の場合はダイアログが表示されますので、任意のファイル名を入力して保存します。
- 分割する場合は、メニューバーの「抽出」の下の「▼」をクリックし、選択ページを単一ファイルとして抽出、選択ページを個別のファイルとして抽出、全てのページを単一ファイルとして抽出、全てのページを個別のファイルとして抽出のいずれかを選択します。
- ファイル保存先指定ダイアログが表示されますので、任意のフォルダを指定すると、そのフォルダに分割ファイルが保存されます。
設定項目
- 文書情報設定(タイトル,サブタイトル,作成者,キーワード)
- パスワード(ユーザ/マスタ)で、印刷禁止/低解像度、文書変更禁止、コピーや抽出禁止、注釈等の追加/変更禁止