BullZip PDF Printer
BullZip PDF Printer とは
様々なユーティリティソフトを開発している バーチャル・カンパニーの BullZip が、フリー(寄付歓迎)でダウンロード提供しているPDF変換ソフトです。
ソフトをダウンロードできるホームページは英語のみですが、ソフトそのものはインストールや設定も含めて日本語に対応しています。
インストール時には、PDF印刷ソフトであるGhostscript、デジタル署名ツールであるPDF Power Tool、PDFビューアであるXpdfが同時にインストールされ、連携して動作するようになっています。
無料版である Free community editionの他、有償のStandard($29)、Professional($69)、Expret($139)の4バリエーションがあります。
上位に行くほど機能が豊富になりますが、Standardでは既存PDFファイルへの追加変換等の若干の機能アップ、ProfessionalではAES暗号化対応やPDF/A-1b対応、解像度UP、ソフト管理性向上など業務に役立つ機能が増強され、Expretでは更なるセキュリティ強化等が施されています。
'24/7/15リリースのVer.14.5.0.2974へのアップデートの概要は、次の通りです。
- SFTPプロキシ対応
- 署名付きアンインストーラー
- PDF/A unicodeの不具合修正
- 複数スーパーインポーズファイルの不具合修正
- GhostscriptライブラリをVer.10.03.1に更新
図解入りのダウンロード、インストール、使い方は、Bullzip PDF Printerのインストールから使い方までのページを参照ください。
必要環境
OS:Windows XP/Vista/7/8
ダウンロード方法
- BullZip.comのホームページに行きます。
- 画面中央の「Download PDF Printer」ボタンをクリックします。
- PDF Printerのダウンロードページが表示されますので、「Click here to download」ボタンをクリックします。
- ダウンロードURL配信のためのE-mail登録ページが表示されますので、E-mailアドレスを入力し、「Send」ボタンをクリックします。
- BullzipからのE-mailを受信し、その中の「Download Bullzip」のリンクよりダウンロードします。
インストール方法
- ダウンロードしたファイルをダブルクリックして実行します。
- インストールに使用する言語の選択画面が表示されますので、「Japanese」のまま「OK」をクリックします。
- セットアップウィザード開始画面が表示されますので、そのまま「次へ」をクリックします。
- 使用許諾画面が表示されますので、「同意する」を選択して「次へ」をクリックします。
- インストール先の指定画面が表示されますので、特に問題ない限り、そのまま「次へ」をクリックします。
- プログラムグループ指定画面が表示されますので、特に問題ない限り、そのまま「次へ」をクリックします。
- 依存関係=Bullzip PDFに必要な関連ソフトのダウンロード画面が表示されますので、全てにチェックを入れたまま「次へ」をクリックします。
- 暫くするとセットアップ完了画面が表示されますので、「完了」をクリックして完了します。
もう使っている人はいないと思いますが、バージョン6_0_0_684-5でメニューが文字化けして、きちんと日本語化されていない場合の対応は、下記を参照下さい。
2ちゃんねるのPDF作成・変換ソフト。Part 5の書込み
制約条件
- 特になし
使い方
- アプリケーションの「印刷」メニューでプリンタの替わりに「Bullzip PDF Printer」を選択します。
- 印刷を開始すると、PDF変換設定ダイヤログが表示されますので、必要に応じて設定します。
- PDFファイル保存先とファイル名を指定し、「保存」をクリックすればPDFファイルが生成されます。
設定項目
- 背景・すかし追加
- 用紙サイズ(A0〜A9/B0〜B6/他)
- 解像度(72〜4000dpi)
- ページ上の画像の品質(画面/Ebook/プリンタ/製版)
- 保存先フォルダ指定
- 作成後にPDFをAcrobatReader等で開くか否か
- 暗号化設定(40/128bit)
- パスワード(ユーザ/マスタ)
- 文書情報設定(タイトル,サブタイトル,作成者,キーワード)
過去の更新履歴
'23/8/9リリースのVer.14.4.0.2963へのアップデートの概要は、次の通りです。
- 翻訳の更新
'23/7/27リリースのVer.14.3.0.2961へのアップデートの概要は、次の通りです。
- 複数のPDFプリンタ存在時への対応
- 名前を付けて保存ダイアログでのパス名改善
- 32bit Windowsでの不具合対応
- Ghostscript 10.01.2対応
- その他不具合修正